重要なお知らせ(サガラ刺繍加工停止について)

お得意様各位

令和元年(2019)9月10日

重要なお知らせ(サガラ刺繍加工停止について)

現在、サガラ刺しゅう(直打ち、ワッペン)及びチェーンステッチの受注を令和元年9月1日をもって停止致しました。ミシンの老朽化による修復不能な故障が主な理由です。お客様各位には20年以上にわたり長らくご愛顧いただきありがとうございました。今の所、再設備の予定はなく、突然のことと言え各位には大変ご迷惑をお掛しますこと心よりお詫び申し上げます。

事後の対策としまして同業で同じTAJIMAのミシンをお持ちの(株)アートエンブ様(福井県)に引き継ぎをお願いして了承を得ました。これから新柄を依頼される場合や定番のワッペンを引き続き発注予定の商品に付きましては、初回のみ弊社が取り次ぎ、次回より直接お取引をしていただければ幸いです。

また、気になる品質については、その継続性を維持するためデータ作成数値の情報交換やミシンの仕上がり(風合い)状況などの共有化により質感にほとんど差異のないよう調整中です。

お得意様各位には何かとご迷惑をお掛けしてしまい誠に恐縮ですがご理解ご了承賜りますようお願い申し上げます。この件についての詳しいことは遠慮なく電話でご相談ください。また、サガラ以外の普通の刺繍、キャップ刺繍、製品刺繍などは今まで通り営業を続けてまいりますので今後とも宜しくお願い申し上げます。

株式会社ベスト・スリー
代表取締役 広瀬信義
〒939-0311 富山県射水市黒河新4920-2   URL http://www.best3.co.jp/
TEL 0766-56-6046 FAX 0766-56-0885   E-mail info@best3.co.jp

[サガラ刺繍引継ぎ先会社案内]
〒919-0815
福井県あわら市清王1-63-1
株式会社アートエンブ 代表取締役 口村充十
TEL 0776-73-1888  FAX 0776-73-1989

※2019.9より大型新工場稼働中です。

ホームページを再開しました。

 
今後ともよろしくお願いいたします。
 

初めてのぶどう狩り(食べ放題)

8月10日孫(小学4年の男児)が横浜から娘と帰省してきた。早速葡萄の食べ放題に連れ出した。
車で30分の農園に着くと山一面に手入れの行き届いたブドウ畑が広がり袋に包まれた房が
所狭しと下がっている。食べ放題の品種は種なしのヒムロッドと云う中粒の黄緑がかったタイプで
甘みは18度と十分。入園料は大人1人1300円である。孫は半額である。黄色く色ずいた手頃のものを
ハサミで房の付け根で切ってきて、備え付けのテーブルで食べ始めたが孫を含めて4人で5房を食べるのが精一杯であった。結果として農園の販売所で売っていた二房1000円~1300円のほうが得であったことになるが、日差しを遮られたぶどう棚の下で山の心地いい風の中に居る時空が何と幸せのひとときか・・・
お金に変えがたい久々に味わった家族のくつろぎだ。
刺繍屋おやじも時には感傷的に

ワッペン・刺しゅうを布地からはがしたい

実は昨日、御客様から頼まれジャンパーに付いた大きいワッペン6枚をはぎ取って別の革ジャンに付け
替えてほしいとの要望に応えて拡大鏡をかけながら約3時間がかりでやっとの思いで取り外しができた。
ワッペンの取り外しならまだいいが直刺しゅうのほどきとなると、これはもう大変・・・
とは言うものの刺しゅう屋にとって“ほどき”は日常茶飯事。
配色違い,位置間違い、糸調子不良など原因は色々とある。お客様様から預かった品物に不良品の加工は絶対にあってはならない。
普通“ほどき”はリッパ-といわれるほどき専用の道具を使って裏糸を一本一本切り込んで糸を抜いていくのが一般的だが刺しゅう屋にはそんな悠長な時間なんてあるわけがない。
そこで登場するのが魔法のランプならぬ魔法のカミソリ。貝印の安全カミソリである。
使い方をご紹介しよう。
まず、ほどきたい刺しゅうの上にガムテープを貼ってしっかりと押さえる。
次に商品を裏返し台の上に刺しゅう部分を平たく置いて左指2本で生地を出来るだけ伸ばす。
あとは右手に持った安全カミソリを軽くゆっくりと上下左右に動かして下糸を剃っていけばいい。
ただし上手にしないと裏地の身頃自体を剃りかねないので注意が必要だ。
大体剃り終わったら表のガムテープを剥がしてやればガムテープと一緒に表糸が取れる。
もちろん全部スッキリと取れる訳ではないので細かい部分の除去が必要だ。
…てな訳で今日は手品ならぬ刺しゅう屋の種明かし。
でも、こんなこといつもあってはならぬこと。品質管理が問題なんです。
刺しゅう屋おやじの自戒・・・・・

Tシャツに大きい刺繍は如何なものか

刺しゅう屋のおやじがこう言うのもなんだが、Tシャツなど肌に直接着る衣服には
刺しゅうの直刺しは絶対に薦められない。なぜなら刺しゅう部分の裏糸(下糸)が
肌にちくちくとあたり痒みを生じるからである。痒みがなくてもその部分が
気になってしょうがないこともある。ミシン刺繍は上糸と下糸の絡みで生地を
突き抜けて縫い込む手法だから、これだけは避けようがない。
ワッペンも然りである。テニスを趣味にする人が言っていたことがある。
袖とか胸にワッペンが付いたユニフォームは練習には使えるが試合には不向きだと。
これは身体の激しい動きにワッペンのあたりが気になって試合に集中出来ないらしい。
ワッペンが付いていて試合に負けたとなると刺しゅう屋とすれば面白い訳がない。
”プロは格好から入ってはいけない”
刺しゅう屋おやじの格言である。

特許・特許と言うけれど・・・・

弊社が特許取得のモール刺繍について一言
せっかく特許を取っても消費者の皆様に値打ちを認めてもらわないと全く意味がない。
このモール刺繍、取得から5年以上経過するがその特殊性ゆえになかなかヒットが出ない。
弊社のURLにも掲載してある通り起毛・立体・微細な表現ができる摩訶不思議な刺繍である。
弊社のPR不足といえばそれまでだが・・・
では、この刺繍の形成方法を種明かししましょう。
先ず基布の上に厚めのポリフォームを置いてその上からザクザクと刺繍をして、後はスライス
にかけてポリフォームの真中を切るだけである。もちろんそのままでは糸が抜けるから
粘着剤をかまさせてはある。種明かしをすれば簡単だが実際なそうでもない。
弊社独自のノウハウがいっぱい詰まっているのであります。
興味の持たれた方は是非お問い合わせ頂きたい。
刺繍屋おやじの自慢話・・・・

スキーシーズン到来

いよいよ冬の季節も本番。私は寒がり屋だけどゲレンデスキーもすれば山歩きスキーも楽しむ両刀刃。
もちろんフイールドに合わせたスキーを何本も持っている。ウェアーもそうである。
バブルのころのスキーウエア―といえば、やたら大きなブランド名の入った刺繍や
ワッペンの貼りつけたものが多く従って、重くパーツも多いためか長時間着ていると
針穴からじわじわと水がしみ込んでくるものもあった。それに比べると、
昨今のウェアーの軽くて暖かくてデザインもシンプルになって防水機能も高く
昔とは比較にならないほど色々な面で向上したといっていい。しかもシンプルゆえに
価格も安く、コート代わりにも使う人がいるくらい。
まあーいいとこずくめだが当刺繍屋にとってはバブル以降ばったりと仕事が減ってさあ大変。
おまけに若者のスキー離れも進み踏んだり蹴ったりのありさまである。
刺繍屋としてはせめて今はやりのフリースの上着にでもサガラ刺繍のような
ボリュウムのあるワッペンをぺたぺたと貼って個性を発揮してもらいたいと思う今日この頃である。
刺繍屋おやじの泣き言・・・・

サガラ刺繍とはどんな刺繍

サガラ刺繍言われてみてもどんな刺繍のことかわからない人が多いと思う。
何せ業界用語だから・・・でもこれはれっきとした日本刺繍の技法のひとつ。
結び玉を作っては刺しこんでいく手間暇の多いにかかる手法だが、
見た目がふんわりと見た目にもやさしい糸目の刺繍。
それが今ではコンピュ-タ―ミシンでさっと仕上がる時代。
スタジアムジャンパーの背中や左胸などにワッペンとしてよく使われたり
シャツの背中にチェーン刺繍を施したりと二通りの縫い方が出来て
何かと重宝だが、このミシンなんと国内にも十数台しかなく我社の1台の
サガラミシンもいつもフル回転。同業他社からも注文が多くうれしい限りだが、
加工する生地にも制約があったり製品での加工が出来ない場合があったりと
気難しい性格のミシンなんです。ご注文をされる場合は遠慮なく
電話で詳しい情報を聞かせてほしい。   
刺しゅう屋おやじの独り言

刺繍の良しあしとは

刺繍の業界に入って30年以上経っていますが、未だにプロの目で見てハッとしてしまうほど
出来栄えのすばらしワッペンや刺繍に出会うことがあります。
それは何なんでしょうか・・・
私が思うにバランスのなせる技なんだと思うんです。このことは何にでも当てはまる原理?
で自然、人間、社会、ものの考え方などなどバランス感覚が微妙にとれているからこそ
初めて成り立ってることが理解できるはずです。もっと全ての要素が最高のバランスで
とれていることはまれで何とか保たれているというのが現実の世界でしょう。
さて、刺繍の良しあしに戻って刺繍のバランスとは、糸調子、刺繍密度、糸の流れ(方向)、
データ作製者のデザインの捉え方(技量)、素材に合った糸の使い分けなどこれらの要素が
絶妙に合致してくるとプロの目から見てもほれぼれするような仕上がりに出来上がるのです。
弊社もBEST3-①SENSE ②QUALITY ③SERVICE
を標榜するだけに日々バランスと格闘中です。
刺繍屋おやじの独り言

錦繍の紅葉お勧めスポット

紅葉も山ではシーズン真っ盛り。私のお勧めは何と言っても奥穂高直下の涸沢の紅葉。
山深いところだけに誰でも行けるわけでもないが、涸沢の紅葉見ずして紅葉を語るなかれ・・
職業柄その形容は正に錦繍そのもの。本職の刺繍で表現したくてもとてもかなわず。
今年はシーズンも終わりに近いが、毎年のことだから是非足を充分馴らして挑戦してみて欲しい。
刺繍屋で山好き男の独り言・・・・・